(9−9)アルミ缶とペットボトル
先生から借りた本の「環境保護運動はどこが間違っているのか」
について、以前ブログで書きましたよね。
今回は、もう一冊借りた本の↓について書こうと思います。
リサイクル―回るカラクリ止まる理由 (シリーズ・地球と人間の環境を考える)
- 作者: 安井至
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2003/06/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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と書いてあったので、2つについて調べてみました。
・アルミ缶のリサイクル
アルミ缶は、実は蓋と胴体の成分が同じではないんです。
リサイクル工程は、まず消費後に回収。
プレスをして再生業者へ送り、アルミ缶を溶かします。
溶けたものから、またアルミ缶を作ります。
ただ、アルミ缶の胴体しか作ることができないので、
蓋の部分はまた新たに作らなければならないのです。
しかし、アルミ缶はもとの容器をリサイクルして
同じ用途の容器を作れるので、優等生の材料だと言えます。
・ペットボトルのリサイクル
ペットボトルをリサイクルするには、キャップをはずして
ラベルをはがすという手間があります。そう考えると、
リサイクルできる部分とゴミとして捨てて燃やす部分とが
同じくらいになっています。
また、着色ペットボトルは色を抜くのが難しいため、
リサイクルには向いていない容器なのです。
消費者の立場として、ペットボトルのキャップやラベルをはがすのは
面倒です。そのまま捨ててしまうことが大半なんですが、
陰で一生懸命はがしている人がいるんですよね。
大変ですよね、本当に。