(12−12)表面張力の計算

今日は、授業で習った表面張力の計算について書こうと思います。
計算なんて、高校の数学以来まともにしていなかったので、
ちょっといい頭の運動になりました。

具体的な問題文は、↑を見てください。
さて、表面張力を求める計算式は、「γ=mg/2l」です。
γ=表面張力 m=重さ g=重力加速度 l=長さ を表しています。


m=1.00g g=9.80m/s2 (←sの右上に2あり) 
γ=72.8mN/m のとき、「l」はどうなるでしょうか?(問題文より)
ここで気をつけなくてはならないことは、単位です。
よく見ると、単位が違っているので合わせなければならないのです。
ここで登場するのが、以前もちらりと書いたSI単位です。
SI単位では、gではなく、Kgを使います。
なので、1.00g=0.001Kg。
また、「γ」の単位もN/mなので、「m(ミリ)」を変換します。
そうすると、m(ミリ)=0.001なので、0.0728N/mになります。
これを計算式に代入します。
「 γ=0.001Kg×9.80m/s2 / 2×0.0728N/m 」
よくみると、単位がまだ違います。
N(ニュートン)です。1N=1Kgm/s2なので、
これをさらに計算式に代入するのです。


一言、なかなか難しいです。
でも、解けるとすごくすっきりするんです。