(1−1)総合的な学習の時間について

みなさんは、総合的な学習の時間というものを知っていますか?
または、総合学習ともいいます。
テレビや新聞で目にした方も多いと思います。
今日は、そんな総合的な学習の時間について書いていきたいと思います。


まず、総合的な学習の時間とは何なのか?
各学校が、地域や学校、生徒の実態等に応じて、横断的・総合的な学習や
生徒の興味・関心等に基づく学習など、創意工夫を生かした教育活動を行うものとする。
と、あります。
簡単にいうと、一つの教科にこだわらずに学び、
また、生徒の興味や関心に基づいて工夫を生かした授業をすること、だと思います。


なぜ、総合学習をするのかというと、
 1、自ら課題を見つけ、学び、考え、よりよく問題を解決するち力をつける。
 2、学び方や考え方を身につけ、主体的・創造的に取り組む態度を育て、
   自己の生き方を考えることができるようにする。
 3、学んだ知識や技術等を相互に関連付けて、総合的に働くようにする。
のだそうです。
(中学校教育指導要領 第4 総合的な学習の時間の取り扱いより)


私が中学生だった頃には、もう総合的な学習の時間はありましたが、
はっきりいって、何をしたのか覚えていません。
他の学校では、幼稚園の訪問をしたとか、
老人ホームに行った、などと言っていました。
きっと、私も似たようなことをしていたのでしょう。はい。
しかし、何をしたのかを覚えていなければ
それによって学んだことも覚えていないということになりますよね。



総合的な学習は、各学校の教師によって内容が違うので、
充実している学校と、そうでない学校とに二極化してしまうんだそうです。
そのことから、教師が本当に大切だということが分かります。
責任重大ですね。