(4−4)染色について

私達にとって、最も身近な衣服。
下記は衣服を構成している繊維の一部です。


・天然繊維・・・植物繊維--綿
       ・・・動物繊維--毛、絹
・化学繊維・・・合成繊維--ポリエステル、アクリル

   
今私の着ている衣服はポリエステル65%、綿35%です。
ポリエステルは湿気を吸わない、乾きが速い、
しわになりにくい、という特徴があります。
綿は湿気を良く吸う、乾きが遅い、しわになりやすい、という特徴があります。
この2種類を、今着ている衣服のようなポリエステル65%、綿35%にした場合、
適度に湿気を吸う、乾きが速い、しわになりにくい、
丈夫である、という衣服になります。
なんだか、洗濯のしやすい衣服のようですね。


さて、ここから染色の話をしようと思います。
染色にもいろいろ種類があり、それぞれに適した繊維があります。
例えば、直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒染染料・・・など。
今回は、直接染料にスポットを当てたいと思います。
直接染料は、一般的に水に溶け(水溶性)、動物繊維と植物繊維に
よく付着します。色の丈夫さ(堅ろう度)はまぁまぁありますが、
洗濯をした時の堅ろう度は低いのだそうです。
(堅ろう度とは、つまり色の落ちにくさなのでしょうか??)



・直接染料・・・綿       ○
         毛・絹     ○
         ポリエステル ×
         アクリル    ×


(○・・・適している   ×・・・適さない)



他の染色についても詳しく載っているので、ぜひご覧ください↓