(12−12)世界一受けたい授業に出演

以前このブログでも紹介した「カソウケン」の著者
内田麻理香さんが、日テレの「世界一受けたい授業」に出演なさいました。
科学を理解して家事が楽しくなる。
家事は科学実験みたいなものなんだな、と思いました。
詳しくは、↓をどうぞ。


いくつか紹介していた中で、私は
果物を早く成熟させるには何と一緒に置いたらいいか、に
注目してみました。
私、これ、高校で習ったんです。覚えてますもん。
りんごの植物ホルモンであるエチレンが、他の果物を
早く成熟させる、と。
なので、りんごと一緒にバナナなどを入れておくと、
バナナは早く熟すんです。
自分の知っていることが出てきて、ちょっとうれしかったです。
他にも、実際に使えそうなことも紹介されていました。
例えば、ホイップクリームはジャムを入れると早く固まる、とか。
授業で調理実習をするようになって、
料理が以前よりも身近に感じられるようになりました。
そのせいか、家でも調理実習で習った料理を作ったりするんです。
昔はそんなこと考えられませんでした。
だって料理は面倒だったから。
頼まれたから嫌々するのであって、
決して自分から作ろうとはしませんでした。
その私が習った料理を作る…。すごい進歩だ。
そして料理情報に興味を持つのもたいした進歩だ。
調理実習が終わっても、この調子でいけるかしら…。
いけたらいいなぁ。

(10−10)sin cos tan

今日の授業では、sinとcosについて学びました。
数学の授業ではないのに、「なぜ三角関数?」と思いましたが、
先生の話を聞いて「なるほど」と思いました。
衣服などの布についた汚れを落とすときの角度に
三角関数を使うのだそうです。
下の図1の「θ」の角度に用いるそうです。

       [図1]


さて、下のグラフ1、高校で学んだのではないでしょうか。
なぜこんな曲線になるのか、説明しようと思います。

       [グラフ1]


私が高校生の時、数学の先生が↓と教えてくれました。
これはなかなか覚えやすかったです。

       [図2]
上の図2を使えば、三角定規にある2つの三角形の
sin、conを簡単に求められるのではないでしょうか。

       [図3]



さて、ここで本題です。

       [図4]
「あぁ、こんなの見たなぁ」という人もいるのではないでしょうか。
これを計算すれば、上のグラフ1の数値と一致するのです。
sin30=1/2      cos30=√3/2
sin45=1/√2    cos45=1/√2
  :          :
三角定規の三角形のときは(図2)、数学の先生が教えてくれたやり方で
求めることができるのですが、この大きな丸はそうはいきません。
例えば、sin30=1/2でしたよね。
分母の「2」にあたるのは斜めの線です。
分子の「1」にあたるのはy軸です。
斜めの線は、常に線の長さで計算します。
しかし、分母の数字はy軸なので、+や−もつきます。
つまり、−になる答えもあるということです。
(sin30は+です。)
cos30=√3/2でした。
分母の「2」は斜めの線の長さです。
分子の「√3」はx軸になります。
x軸も、+や−があるので、答えによっては−にもなります。
(cos30は+です。)
ですから、上のグラフ1のように、+にも−にもなる
波のあるグラフになるのです。


分かりにくい説明になってしまったでしょうか。
分らなかったら、ぜひ高校の時の教科書を開いてみてください。
そのほうが確実にわかりやすいと思います。

(11−11)二酸化炭素の削減

今回も、授業のページから面白そうな記事を見つけました。
二酸化炭素を削減するために、環境省が、家電製品の二酸化炭素
排出量表示を見えるようにしよう、としているのだそうです。
早ければ、来年にもできるのだとか。


二酸化炭素の排出量を減らそうと思い、
こまめに節電をしたりしているけれども、
いったいどれくらい減っているのか分からない。
しかも、本当に二酸化炭素の削減になっているの?
などなど、やはり目に見えないことは分かりにくいですよね。
そこで、まずは家電製品の製造や使用時、廃棄にいたるまで
どれくらいの二酸化炭素を使用しているのか
目に見えるようにしよう、としているようで。
これなら、どの製品がより排出量が少ないか分かるので、
二酸化炭素の削減に貢献できますよね。
私はすごいいいことだと思います。
環境省は家電製品だけでなく、他の対象商品も
考えているようです。
詳しくは、↓をご覧ください。

(10−10)ブラジルの熱帯雨林

授業のページで、こんな記事を見つけました。

内容を簡単に説明すると、
ブラジルの熱帯雨林の破壊を止めるために、
グーグルアースで監視をしようというのです。
グーグルアースを使えば、広大な熱帯雨林でも
今、どんな状態にあるか分かります。
熱帯雨林の減少で、二酸化炭素の増加に
影響しているということは分かります。
そのせいで、地球温暖化が深刻になっていることも。
けれども、これは難しい問題だと思います。
森林を伐採している人は、もしかしたら
ものすごく貧しくてお金がないからやっているのかもしれません。
その人に、「もう木を切るな」と言って、
新しい仕事が見つかるまで、生活を保障してくれるのでしょうか?
木を切るのはいけないことだけれども、
切っている人はどんな気持ちで切っているのか。
いろいろ、考えなければならないことはたくさんあります。

(9−9)+7 You Tubeって何?

授業のページに、「You Tube」という文字を見つけました。
そのとき、ふっとYou Tubeってなんだっけ?と思いました。
ブログを書いているのにそんなことも知らないの?と
言われてしまいそうですが。詳しくは知らないのですが、
確か、動画を流すことができるんでしたっけ?
You Tubeについて、調べてみました。

You Tubeができたきっかけは、アメリカのハーリーさんらが
友人にパーティーのビデオを配る方法として考えた結果に
作った技術を使い、「皆で簡単にビデオ映像を共有できれば」
と思いついたことからだそうです。
なんだか、いい話じゃないですか。
そのYou Tubeが、今は著作権侵害だなんだと
いわれているのだそうです。
ハーリーさんたちの行為が、
今は争いの元になっているなんて、
なんだか悲しいことに思います。

さて、そのYou Tube著作権侵害について、
若年層のほうが認識しているのは意外な気がします。
若年層のほうが利用することが多いからでしょうか。
自分には関係ない、と思わずに
これは侵害しているんじゃ、と思うだけでも
ちょっとした一歩だと思います。

(9−9)アルミ缶とペットボトル

先生から借りた本の「環境保護運動はどこが間違っているのか」
について、以前ブログで書きましたよね。
今回は、もう一冊借りた本の↓について書こうと思います。

リサイクル―回るカラクリ止まる理由 (シリーズ・地球と人間の環境を考える)

リサイクル―回るカラクリ止まる理由 (シリーズ・地球と人間の環境を考える)

この本の帯に、アルミ缶vsペットボトル…
と書いてあったので、2つについて調べてみました。


・アルミ缶のリサイクル
 アルミ缶は、実は蓋と胴体の成分が同じではないんです。
 リサイクル工程は、まず消費後に回収。
 プレスをして再生業者へ送り、アルミ缶を溶かします。
 溶けたものから、またアルミ缶を作ります。
 ただ、アルミ缶の胴体しか作ることができないので、
 蓋の部分はまた新たに作らなければならないのです。
 しかし、アルミ缶はもとの容器をリサイクルして
 同じ用途の容器を作れるので、優等生の材料だと言えます。


・ペットボトルのリサイクル
 ペットボトルをリサイクルするには、キャップをはずして
 ラベルをはがすという手間があります。そう考えると、
 リサイクルできる部分とゴミとして捨てて燃やす部分とが
 同じくらいになっています。
 また、着色ペットボトルは色を抜くのが難しいため、
 リサイクルには向いていない容器なのです。


消費者の立場として、ペットボトルのキャップやラベルをはがすのは
面倒です。そのまま捨ててしまうことが大半なんですが、
陰で一生懸命はがしている人がいるんですよね。
大変ですよね、本当に。

(9−9)分子の右手と左手

授業のページで、分子について書かれていました。
私たちの身近なものすべてが分子でできています。
私たちも分子でできているのです。
そう思うと、不思議な感じがします。


私は家庭科の教職員免許取得のために勉強していて、
その関係で先生が「カソウケン」という
ホームページを紹介してくださいました。
正しくは、「カソウケン 家庭科学総合研究所」
ここには、洗剤のことや分子のことなど
色々書かれていて、なかなか面白いホームページです。
さて、カソウケンで分子について書かれた記事を見つけました。
内容は、人間の手が右手と左手があるように、
分子にも、たとえて言うなら右手と左手があるということでした。
化学式は同じなのに、構造は反対なのです。
分子の右手と左手では、香りが違います。
片方はオレンジの香り、もう片方はレモンの香りがするそうなのです。
化学式は同じなのに、人間の鼻は違う香りとして感じるのです。
そのほかにも、右手と左手とではいろいろな違いがあるそうです。
詳しくは、こちらを見てください↓


分子は不思議な物質です。
自分の手を見てみても、これが小さな物質からできているのだと
感じません。着ている洋服を見てみても同じです。
分子を発見した人は、すごい人だなぁ、と思います。